2024-03-24

【坂本龍一】心に残るメロウな曲3選

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夏に退職が決まり、ぼんやりと音楽を聴きながらカチカチ仕事探しをしている毎日。これからどうなっちまうのか。

気分転換に、坂本龍一氏の音楽を紹介したい。

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The Other Side of Love(坂本龍一 featuring Sister M)

1997年発表、日テレドラマ『ストーカー 逃げ切れぬ愛』の主題歌。
ボーカルSister Mの正体は坂本龍一の娘、坂本美雨である。

先日YouTubeでたまたま耳にして、それから毎日私の頭の中で流れている、静かで孤独なメロディ。
サビは、コードD/G♭から始まる。私の脳内に小さな物語を映し出すには、そこからの数和音とメロディで十分だった。心を掴まれた瞬間であった。音楽は時として、暮らしに迷いさまよう自分に、ぽつんと、答えとして灯りをともしてくれる。小さな灯りを頼りに、また生きて、何を為すか考える。

夕方~深夜、寒空の下聴いていたい。
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Solitude

2005年公開映画『トニー滝谷』より。
映画も孤独をテーマとしたものである。喜怒哀楽が弱いと言われる私は主人公に自分を重ねて観た。

小さな日常、突然の転機、夢想としての永遠、やがて訪れる別れ。人は、宇宙から見たらみな劇的な生をたどっているのかもしれない。しかし、この体は静かに日々をみつめて暮らすだけで、主観的にはとてもちっぽけに感じてしまう。そんな毎日に添えて、ミニマルで哀しいメロディを摂りたい日もある。

CDページ

koko

2008年リリース、日本郵政グループのCM曲。

深く、深くまで届く、しなやかなメロディは、柔らかくもつよい。
こんな曲を、作れるようになりたい。飾らず、まっすぐに生きていきたい。
坂本龍一氏の訃報を受け、しばらくこの曲を聴いていた。
ピアノを弾く姿、美しいなあ

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またね!

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