2024-10-23

失業手当開始、食費1日650円、理想を求める無職115日目

国民健康保険を延滞(支払通知書を見て見ぬふり)していたため先日支払った。が、額が予想より多くてピンチであった。

現在は手持ちが2万円。銀行預金が1万。最後の手段として、楽天銀行の口座に50万近くの預り金や株式があるが、あまり手をつけたくない。というわけで、ここは手持ちのお金で節約生活を行い、かつ月15万の収入でも貯金できるような生活の仕方を探っていきたい。

雇用保険は10/21~1/20までの3カ月だけ支給されるため、以下が正確な収支になる。

収入
雇用保険 15万
(1月まで)
支出
健康保険 2.5万
住民税 1万
家賃 5万
水道光熱費 1万
スマホ 0.5万
食費 2万
書籍代 0.5万
娯楽費  1万
年金 なし(免除)
奨学金返済 なし(猶予)
小計 13.5万

残額1.5万

※年金と奨学金返済は猶予申請済み。もしこれがあったら書籍代や娯楽代を抜いても家賃が払えるか怪しかった。

1カ月の食費の2万というのは、1日あたりで換算すると650円。1回カフェに行くと500円なので、これまでのようなペースで行っていたら破産してしまう。というわけでコーヒーやミルクを買って家で飲む日も多いのだが、一日家にいると作業が停滞しがちなのでカフェに行きたいのである。

これまでは自転車で5分圏内の近隣のカフェによく行っていたが、30分ぐらいかけてスタバや図書館に行けば、スタバならコーヒーは200円、図書館ならタダで作業ができる。お金が無い以上、それを”通勤”と捉えて寒い中頑張って自転車を漕いでスタバや図書館に通う冬になりそうだ。

自宅の環境を整えるという手もあるのだが、やはり自宅以外の場所で他人や適度な雑音、雰囲気などで気分を変えることが一番インスピレーションを生む。孤独な時間と、孤独でない時間があるからこそ良いのだと思う。

このあたり、やはりどこまでいっても自分は人間だなあと自覚する。ひとり旅、ひとりカラオケ、ひとり焼肉、ひとり映画、なんでもひとりが多いので「ひとりが好きなんだね」と他人に言われたりもするが、仕事で毎日誰かと交流するからこそひとりの時間がより尊かったのだと思う。だから無職で100日も150日もずっとひとりで過ごしていると、他人との関わりがほしくなる。

これはよく例えられる、不老不死の課題と同じだと思う。もし寿命がなく、1000年も1万年も死ねないとしたら、その人生は楽しく過ごせるだろうか?たぶん飽きたり、疲れたりして人生に意味を感じなくなって、長くても100年程度で終えたくなるのではないか。

仕事を終えた休日の趣味時間も、自分の人生も、それが限られた時間だからこそ貴重性を感じる。だからわたしは無職といっても、ずっと働きたくないわけではない。やりたいことをしたいだけで、それがどうにか食っていけるほどの仕事になればよいと思っている。

一方で週5日とか1日8時間労働というのも今は考えられないので、その半分ぐらい、週2~3日の労働がいいなあとは考えている。週3日6時間働いたとして、時給2000円で週18時間(月72時間)働くと大体15万だ。これだけあればなんとか食いつなげるかもしれないが、なかなかそんな仕事はないものであり、悩ましい。

ただこれも、もう少しいろいろと試行錯誤をする段階だと思っている。前職では、最終的に中間管理職になったが、わたしはどんなに業務が増えようと、定時退社をするため、残業をしないためあらゆる策を講じてきた。多分これは、周囲の人間のように「仕事が増えたから残業して当たり前」と考えていたら無理だった。上司に至っては「おまえは残業になると思うが」「家に持ち帰ってもいいんだぞ」などと言い出した。なにを言うとる。

定時退社のために、仕事用にイヤホンマイクやゲーミングマウスを買ったし、よくわからんエクセルのマクロも調べて設定したし、部下には言いたくないことも(無駄に角が立たないように)言った。知らないことは調べた。会社のためではない、定時退社のためだった。

だから「定時退社厳守」を当然のラインとしてやるべきことを考えると、道が開けてくる。そして今わたしが願っているのは、なかなか世にない良い感じの勤務形態や条件であるが、どうにかしてそんな仕事を探したり、あるいは自分で作りだすしかない。

せめてこの無職期間中にやれるだけのことをやって、だめだったらまたイヤイヤ興味のなく薄給の仕事に戻る。それはわたしの努力や運、知識などが足らなかったというだけだ。それ以上でも、以下でもない。

でも、できればおもしろい人生が送りたいのよ、わたしは。もうちょっと抗うので、たのむぜ、神様。

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