2022-07-03

【映画化】小2のころに書いた物語を読み解く

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こんにちは。
コロナ療養5日目の朝を迎えためり込まざる者です。

段ボールの中から小2の頃の私が作った話が出てきました。
療養中ということもあり暇すぎるので考察します。
主人公の名前が本名になっていたので、修正。
それ以外は原文ままです。

★★★★★★★★★★

きょうふのたからさがし
めり込まざる者 絵・作


めりこまとクリスは道路に落ちていたはこを見て見たら、
たから島の地図と書いたありました。


めりこまたちはお父さんやお母さんに相談して
入っていたチケットで船にのって、
さっそく書いてあった通りに行きました。

たから島に着くと落ちてた地図を見て進もうとしたけど、全部の道が、ふさがってたり、動物がいたり全部だめでした。

とりあえず、丸太んぼうがある道を通りました。
丸太んぼうをわたっていたら、クリスが落ちました。

薬がないので持ってきた水をつけてふたたび丸太んぼうをわたり、橋をわたってみると、前にこわそうな牛がいます。

犬サイズの牛


「ギャー。」
とめりこまとクリスがさけびました。

大急ぎでにげましたが、きせきてきに助かりました。

そしてつかれたので、持ってきたおべんとうを食べました。


「ここで食べるとおいしいな。」
とめりこまが言いました。

「うん。」
とクリスが言いました。

ふたたび前に進みました。
すると大きな石がありました。
二人は考えました。
クリスが言いました。

「石をとびばこみたいにとべばいいんじゃない。」

二人はとびばこがとくいです。
めりこまが言いました。

「そうだね。」

さっそくとびました。
クリスの考えた作戦は大せいこう。


また前に進みました。
するときつねがいました。
きつねのしっぽがじゃまをしていました。

そおっときつねの横を通ろうと思ったら、気づかれました。
たいへんな事になりました。
急いで持ってきたクッキーをあげました。


「ふう。」

めりこまが言いました。
どうやら助かったようです。


クリスの食りょうはあるけど、めりこまの食りょうがありません。
二人はクリスの食りょうをわけて食べました。
さすがに1人分だと食べ物は少ないです。


またまた前に進みました。
今度は真っ黒のねこがいました。

このねこの横を通らないとたからのある場所までいけません。



黒ねこをよーく見るとこっちじゃなくぎゃくの方向をむいていました。

「チャンス。」

とめりこまが言いました。
すきを見て黒ねこの下を通ったらギリギリで気づかれなかったようです。

こうしてめりこまたちはたからを発研して大よろこびしたそうです。

~END~
★★★★★★★★★★


それでは、一見ジャンプ連載マンガのように王道に見えるストーリーの裏に隠された真実に迫るべく、これを書いた小2当時の私の潜在意識を分析していこう。そこにはおそろしい闇がひそんでいたのだ。

独特な言葉選び

めりこまとクリス

このヒロインの名前、クリス
これの由来は今でも覚えている。
ポケットモンスター クリスタルバージョンにて、主人公で女性を選んだときの名前である。

丸太ん棒

これもはっきりと覚えている。
当初、私は『丸太のぼう』と書いていたところ、
編集者(担任)に『丸太ん棒』に訂正された。
当時はわからなかったが、
江戸弁だったんだな、これ。

悲しみのトラウマ

「石をとびばこみたいにとべばいいんじゃない。」

二人はとびばこがとくいです。

このシーン、心が痛い。
私は当時、とびばこが苦手で大嫌いでした。
こんなこともありました。

**********

体育でとびばこの授業、
私はなかなかうまくとべなかった。

そんなとき、担任の「集合!」の声。

練習していた児童が集まる。

担任「今から見本を見せる!」
担任「まず、めりこま!」
めりこま「え?とべないんですけど」
担任「いいからとべ」
めりこま(失敗する)
担任「これが悪い例だ。つぎ、見本で光平とんでみろ」

**********

おおおおおおおおおおおおおおおおお
くそ腹立ってきたあああああああ

くそ教師が!!!!!

教師への怒りは死ぬまでに語り続けるので一旦おいておくが、

この物語の中では自分をとびばこ得意なキャラにしている

小2の幼い私をして、あのくそ教師はなにをさせとんじゃ。俺が親だったらこの教師の家のあちこちにとびばこの台を、そうだ、23台分ばらまいてやるからな。池谷直樹なめるな。



そもそも台上前転とか、
あんなんやったらまっすぐ転がれない私は
頭から固い床に落ちて死ぬんだが????

とびばことかマット運動とかいう、
私が人生で12番目に嫌いな話はもう終わります。

隠しきれぬ作者のやさしい性格

さて、読者はお気づきだろうか?

主人公たちが、登場する動物たちを全く傷つけることなく宝箱までたどり着いていることに。

1. こわそうな牛
大急ぎでにげてきせきてきにセーフ

2. しっぽでとおせんぼするきつね
めりこまのクッキーをあげて通過

3. 真っ黒なねこ
すきを見てギリギリ通り抜ける

どうも、設定にまで作者のやさしい心
にじみ出てしまっているようだ。
こればっかりはどうしようもない

ちなみに思い出したが、ちょうどこの時期に
メリーという名前の犬を飼い始めてかわいがっていたことも、作者の優しさに影響を及ぼしているのではないかと思われる。

なお、物語の設定を見ると、序盤に出てきたこわそうな牛に『ひとくいメリー』と名付けていることも判明した。

強調された心情描写

最後に物語を通して見たとき気づいたことがある。

この作者、たぶん宝箱や敵の退治に興味がない
描写に全然熱がこもってなさすぎる。

一方で、なんでもないような場面の表現に重きをおいているようだ。

その具体例がこの2つ。

シーン1
つかれたので、持ってきたおべんとうを食べました。
「ここで食べるとおいしいな。」
「うん。」

シーン2
クリスの食りょうはあるけど、めりこまの食りょうがありません。
二人はクリスの食りょうをわけて食べました。
さすがに一人分だと食べ物は少ないです。

スタインベックよろしく、会話文と事実の描写を徹底して貫いた先に描き出されるヒューマニズムとでも言おうか。

この物語で作者が伝えたいのは、冒険のうちの野心やスリルでも達成感でもない。

旅先の島で相棒と食べる弁当がうまい、ということなのだ。
そして、仲間と食料を分けあって、「こいつにあげたせいで俺の分少なくなった」って思ってしまっていいのである。

気持ちを隠す必要も、嘘をつく必要もない。
あえて口にしなくたっていい。
善とは、そういうもんじゃないのか。

作者がそう語っているように、私には聞こえた。

今後の予定(クラウドファンディング~NFT)

さて、今回は私の作品について、無料公開という形をとらせていただきました。

今後、クラウドファンディングを経て映画化予定であります。

また、当記事にて公開した物語『きょうふのたからさがし』は一部データのNFT化も考えております。

予定では西暦2087年ごろ、4分33秒ほどの尺で公開できるかなと考えております。

それでは、またお会いしましょう。


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