【無職140日】おそろしき収支と暮らしの中間報告

無職140日目となった。11月の収支予定である。

雇用保険は10月下旬から受給開始しているので、11月頭に振り込まれたのは半月分で8万ほど。来月は満額の15万になる。

住民税は数カ月まとめての支払いになっていて気づかずにやられてしまった。今月分とあわせて、計5.2万持っていかれる。本当に悲しい。

スマホについては現在ahamoを使っているが、通話し放題や故障時の交換サービスをやめて、1500円ほど浮いた。働いていた頃は勤務中に長時間通話が多かったが、無職の今は必要ない。そしてこれからもそんなに電話を使いたくない。

それから頻繁に通っていた近くの喫茶店が若干値上げをしたので、コスパを考慮してちょこちょこマックにも行くようになった。33歳にして初めてマックのコーヒーを飲んだが、Mサイズ・アプリクーポンありで150円は安い。

定番は、家で軽食を取った後に朝からマックに行き、コーヒー（たまにポテトかナゲット、マックチキンをつける）を頼んで店内で飽きるまで本を読む手法だ。長く滞在するときは、店内のバーガー臭を弱めるためにマスクを持っていくのがコツである。

書籍は新刊をだいぶ我慢し、メルカリで中古本を買ったり、図書館で大量に借りたりすることで対応した。図書館にも読みたい新刊は入ってくるのだが、人気でなかなか借りられない。「いま読んだ方がよさそうな本」と「いつかは読みたい本」を慎重に見極めねばならない。

　

というわけで、節約のためにいろいろと気を配る習慣はついたものの、今月は住民税を忘れていたため収支がマイナス9.4万というおそろしい結末になった。これにより、貯金はほぼ尽きて数万になる。以後、1月まで収入（雇用保険）と支出はとんとんの状態になる。

　

振り返りと、これからのこと

　この1カ月の生活の振り返りはこんな感じ。

・10/15～11/15の1カ月で、noteは14記事、このブログで2記事書いている。1日に1記事を目標に、もう少し書いていきたい。ふだん書いているエッセイ、日記に加えて、先日はじめての詩を書いてみた。詩や小説にもどんどん時間を割いていきたい。

お金のことなどを計算する客観性、日常にある小さな心の動きを見逃さない鋭い観察眼、それらを感じる心、表現しようとする思い、表現に選ぶ言葉、惜しげもない感情の吐露、くだらないプライドの放棄。仕事で時間を取られない今だからこそ、気だるく、かつ全力で生きたい。

・ここしばらくは、碇浩一さんというある精神科医の人生や思想を調べていた。すでに故人であるが、人生観や社会に対する考えには共感できる部分が多い。

最近、東畑開人『雨の日の心理学』、末木新『自殺学入門―幸せな生と死とは何か』などを興味深く読んだが、やはり心理・社会的観点というのは自分の中に変わらずあるなあ、ということを再認識した。以下の記事で、碇浩一さんについて書いた。

　

キャリアブレイクと幼老共生　書評と考察

・自らを評価すべき点として、Amazonでの散財をほとんどしていないことがある。これはよーーーーくがんばったと褒めてやりたい。気が向いたらなんでも即座にポチっていたわたしが、この10月から何も買っていない。

セールになっていても、たいがいのものは近所の薬局の方が安くそろうのだ。本当に必要なとき、必要な物を買えばいい。これに気づくのに何年もかかってしまったが。

・最近は、1週間ほど原因不明の頭痛に悩まされていた。疲れている時に長時間パソコンでゲームをしたのが響いたかもしれない。いろいろ調べたが、片頭痛と緊張型頭痛の両方の症状があったので、ゲーム時間を減らす、寝る、ホットアイマスクをする、適度に運動やストレッチをするなどでようやく症状が落ち着いた。

しばらく、頭痛の誘因になるものは意識的に避けようと思う。まずは、ひきこもり日を減らして、生活リズムを整え、適度に散歩をしないといかんなあと実感。

　

てなことを踏まえて、今後のこと。

　

・もうちょっと自分を追いこんでみよう。この記事を書いている今は2024年11月17日。のんびりと過ごしていられるのも、もうそう長くはない。ゲーム時間が増えてきたので、減らす。

・節約生活については、けっこういい感じなので維持をする。その日過ごす場所を、天気・気分・予算などを考慮して決めよう。自宅、図書館、公園、喫茶店、マック、その他。

・どこかの駅のストリートピアノに弾きに行こう。以前は遠くのホールまで車で行って予約をしてグランドピアノを弾いていたが、今となっては車もお金もないからである。

・運動、栄養面にも気を配ろう。自転車を買ったから散歩をほとんどしなくなってしまった。移動ではなく、運動を目的にした散歩を心がけよう。自炊が増えて節約できているが、部屋に置いてある栄養学の本を読み進めて、栄養を考慮した献立を考えてみよう。

　

と、こんな感じだろうか。

では、残りすくない無職生活を慈しんで、もうしばらくやっていこうか。

　

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