【ピアノ独学12年の振り返り】学ばずに楽しむ方法
高校2年生から独学でピアノを始めた独学12年目の私による、ピアノ独学の振り返りです。
この記事やコンテンツを作ろうと思ったきっかけは、
ピアノはひとりでも気軽に始められますよ!
ということを書き残しておきたかったから。
楽譜が読めなくても、教本を使わなくても楽しめる、それがピアノ。
なぜ独学なのか
15年以上前からネットでいろんな演奏動画を見ていて、
「かっこいい」「ピアノの音良いな」「自分も好きな曲を弾きたい」と思い続けていました。
そんな思いが膨らんで弾けたとき、貯金で電子ピアノを買った。高校2年の夏のことでした。
高2といえば17歳で、ほぼ大人になってから始めたようなもんです。
正確に言えば独学といっても対して学んだことはないので、独り遊びと呼んだ方が的確でした。
私は、面倒くさがり過ぎて教室には絶対通いたくないし、教本もやりたくない、
楽譜も読めない、音感もありませんでした。
ただピアノの音を自分で奏でたい。私にあるのはその気持ちだけ。
学ばずに楽しむピアノ独学
私がやりたいのは、ピアノをミスなく上手に弾くことでも、難しい曲を弾くことでもなく、
好きな曲を楽しんで弾けることだけ。
教本はこれがいいとか、効率の良い練習法とか、指使いの練習とか、
私にとってそんなのはどうでもよかった。
そういえば私は小1の頃に国語で漢字を習い始めたとき、
書き順を覚えるのが面倒くさくて、数か月で放棄してしまった。そんな人間です。
というわけで、結局楽譜の読み方を覚えたり、指使いを覚えたりといった、
やりたくないことは全くやらず、自分の好きな曲の好きな部分だけを弾いて遊んでいました。
だからこそピアノはずっと楽しくて10年以上経っても日常として続いています。
具体的な練習方法
ピアノ初心者の私がどうやって練習したかというと、
以下の3つの攻撃ポイントで攻めていった。
①ピアノ演奏動画視聴(指の動きを見る)
②原曲視聴(流れをつかみ、音を聴く)
③楽譜読み(最低限の譜読みをし、ヒントにする)
順番に解説する。
①ピアノ演奏動画視聴
現在はYoutubeにたくさんピアノ演奏動画が上がっており、
どの鍵盤を弾いているかを確認できる。
→どこを弾くかわかりやすくなる
②原曲視聴
弾きたい曲の原曲を繰り返し視聴することで、
鼻歌で歌えるようにイメージをインプット
→イメージでピアノで弾きやすくなる
③楽譜読み
最初はメロディの1音ずつでもいいので、
楽譜を読んで『ドレミ』を書き込んでいく。
→弾くときに参考にする。
さらに言えば、上記の練習においても自分の得意なものを一番に活かしていけば良い。
例えば私であれば、①②③の内、②の原曲視聴で曲をイメージするのが一番得意だったので、
原曲を聴きこんでから、わからないところを楽譜だったり、演奏動画をみて補っていた。
これが楽譜読みが得意な人だったら、楽譜をメインで攻めていけばいいし、
視覚優位の人だったらピアノ演奏動画を見て、鍵盤の位置を記憶していくのがやりやすいだろう。
ピアノを始めたての人であれば、ドレミファソラシドがどの鍵盤なのかだけ覚え、
メロディをなぞるだけで良いから始めてみよう。
「好きな曲を弾けたぜ!」という成功体験を経て、
「よっしゃもっとやったるで!」となるのが人間ってもんです。
最後に
自分がピアノを始めたときは、
この曲を絶対に弾きたい!という曲がありました。
自分のように強い気持ちでピアノを独学で始めようという方もいるかもしれない、
そんな思いから記事を書きました。
所詮10数年程度の独学で好きなようにピアノを弾いてるだけですが、
何かご質問があればTwitterもしくはコメントにてメッセージ下さい!
それではまた、今後もたくさん独学ピアノや音楽関係の記事を追加していきます!
Twitter : @nevermerikomi
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