2024-05-13

持続可能なモーニング

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最近、休日はモーニングによく行きます。

先週8時ごろに行ったときは結構混んでいて、いつも座らない奥の方の席を案内されました。

本を読んでいて11時ごろになると、モーニング勢はおおかた退店し、わたしの座っていたエリアは自分だけになりました。その空間で、カフェにて大変申し訳ないとは思っておりますが、わずかながらの放屁をしてしまいました。蚊の鳴くような、いや、お花畑を蝶々が飛んでいるときのような、おおよそヒトには捉えらえないと思しき音量であったと思います。香りについても、とりあえず自分では認識できない程度の弱さでした。


わたしはその時、雑誌を読み進めていました。『&Premium NO.115 WAY OF LIFE / あの人は、どう生きてきたのか。』図書館で借りた本です。最初の方のページに、サステイナブルな暮らしをする夫婦が載っていました。なるほど、すばらしい。庭にはコンポストも設置しているという。わたしも、半自給自足の生活に憧れています。ネット環境や、ガス電気水道は欲しい半端者ではありますが。


休日の朝、カフェで過ごす時間が好きです。モーニングに来るようになったのは、つい1、2年前、それこそ30歳を過ぎてからのことです。以前はエナジードリンクばかり飲んでいたのに、今はコーヒーが心からおいしいと思えるようになりました。コーヒーを飲みながら、本を読んで、「これからなにをしようか」とぼんやりと考えてノートにメモをする。今の仕事ももうすぐ退職する。つまらないことはしたくないけど、やりたいことがいっぱいある。あれと、これと……。

穏やかに考え事をしていると、後ろから音声が流れ始めました。

「空気の汚れを検知しました。きれいにします」


????


ブオオオオ……と、機械の音が鳴り響く。
なるほど、理解が追いついた。知っている。わたしは、君を、知っている。プラズマクラスター。空気清浄機。我が家にもあります。家が汚すぎるけど掃除はめんどくさいし、とりあえず君を招き入れたんでした。停電の日以外、ずっと稼働しています。


空気の汚れ、ですか。


サステイナブルな家族の暮らしを読み進め、ページをめくると、こんな見出しがありました。

いま息をしている身体へ感謝し、 ありのままの自分を丸ごと愛する。』
引用元:&Premium No. 115WAY OF LIFE / あの人は、どう生きてきたのか。


そう語るのは、作家の西加奈子さんです。どの写真も強く、しかし優しい表情が印象的な西さんは、2021年の夏に乳がんを宣告されるも、抗がん剤治療や日帰り手術、放射線治療を経て寛解されているとのこと。それらの出来事を通じて、自分を認め愛する姿勢を語る西さんの語りに、強く心を打たれました。

そのとき、


「空気がきれいになりました」


と音声が流れました。
どうやら、空気がきれいになったようです。
きりが良いので、会計に向かいました。

近くの机では、カフェのスタッフが消毒をしながら、お皿を片付けていました。
空気清浄機が猛烈に稼働していた件については、多分ですが、消毒の匂いのせいだと思います。
それから、調べたところ音声機能はOFFにできるようです。これも多分ですが、OFFにした方が良いと思います。

会計を済ませ、店の外に出ると良い天気で心地よかったです。


ハッシュタグ
#サステイナブルな暮らし
#わずかながらの放屁
#ありのままの自分を愛すること
#プラズマクラスターの抵抗
#持続可能なモーニング

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